こんにちは!
トレーナーの淺野です。
「毎日腹筋してるのに、全然割れない…」
「ジムに通ってるのに、お腹が凹まない…」
そんな悩みを抱える方は少なくありません。実は腹筋が見えないのは、
“努力不足”ではなく“やり方のミス”が原因かもしれません。
今回は、腹筋が割れない人にありがちな致命的ミス3つを、科学的な根拠とともに解説します!
ミス①:腹筋運動ばかりしている
腹筋を割るためには、「腹筋運動をすればいい」と思っていませんか?
しかしそれだけでは皮下脂肪の壁を突破できません。
✅エビデンス:
アメリカの研究(Vispute et al., 2011)では、
6週間の腹筋トレーニングだけでは腹部脂肪が有意に減少しなかったことが示されています。
腹筋運動で筋肉は強くなっても、脂肪が減らなければ“割れたようには見えない”のです。
✅解決策:
脂肪を落とすには全身の消費カロリーを高める有酸素運動や筋トレ、そして食事管理が必須です。
ミス②:体脂肪率を気にしていない
腹筋が「見える」かどうかは、体脂肪率に大きく左右されます。
どれだけ筋肉があっても、その上に脂肪が乗っていれば見えません。
✅エビデンス:
一般的に腹筋がはっきりと見えるのは、
男性で体脂肪率10〜12%以下、女性で18〜20%以下と言われています(Jackson & Pollock, 1985)。
「筋量肉量<脂肪」では、腹筋は埋もれてしまいます。
✅解決策:
見た目を変えたいなら、まずは体脂肪率の把握とコントロールを。
特に食事(摂取カロリー)の見直しがカギです!
ミス③:食事管理をおろそかにしている
どれだけ運動しても、食事の管理が甘いと脂肪は減りません。
「頑張ったからご褒美でスイーツ」という習慣は、腹筋にとって大敵。
✅エビデンス:
研究によると、体重の減少における運動の寄与は全体の20〜30%ほどであり、
残りの70%以上は食事によるもの(Hall et al., 2011)。
つまり、食事の質と量をコントロールしない限り、腹筋は見えないのです。
✅解決策:
• PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)を意識
• 間食を見直す
• 摂取カロリー < 消費カロリー に抑える
が重要です。
まとめ:腹筋を“見せる”には、戦略がいる!
腹筋を見せるためには、筋トレよりも体脂肪の管理と食習慣の改善が決め手です。
見た目が変わると、気分も自信も変わります。
今日から正しい方向で、“見える腹筋”を手に入れましょう!
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